ホワイトニングで歯がもろくなるって本当!?

ホワイトニングで歯がもろくなるって本当!?

安全にホワイトニングを行うポイントもご紹介

質問:白い歯を手に入れたいけど、ホワイトニングで歯がもろくならないか心配です。

回答:結論から言うと、適切な方法でホワイトニングを行えば歯がもろくなることはありません。

ホワイトニングとは、主に過酸化水素(オフィスホワイトニング)と過酸化尿素(ホームホワイトニング)を用いて黄ばみ色素を分解し歯を白くすることをいいます。
通常歯の表面にはペリクルと呼ばれるタンパク性の保護膜がありますが、ホワイトニングを行うとペリクルは一時的に分解されます。
それによりホワイトニング直後は歯の水分量が低下するため、しみやすくなり痛みを伴うことで歯がもろくなったと感じる方がいると考えられます。
しかしペリクルは12〜24時間ほどで再形成され1〜2日でしみる症状も治まります。一時的な症状であり、歯が根本的に弱くなることはありません。

では歯がもろくなったと感じる原因は?

歯がしみる

ホワイトニング薬剤により、一時的な知覚過敏症となり歯がしみることがあります。また歯ぎしりにより歯が削れていたり、ヒビが入っている場合や未処置の虫歯がある場合は特にしみやすいです。
処置が必要な虫歯がないかなど、事前に歯科医師の検査診断を受けてからのホワイトニングをおすすめします。一時的な知覚過敏は、知覚過敏を抑制する薬剤の塗布や知覚過敏専用歯磨剤でケアできます。

歯の表面がザラザラになった

元々歯の表面が粗造な方は、ホワイトニング直後のペリクルの存在しない状態の歯がザラザラと感じることがあります。乾燥した肌と同じ状態です。
ホワイトニング後にトリートメントペーストで仕上げ磨きを行いミネラルを補給することで軽減することができます。

白い斑点が出現した

ホワイトニングを行うことで、エナメル質の薄いホワイトスポットといわれる白い部分が目立ちやすくなることがあります。
ホワイトスポットがある場合は事前にそのリスクをお伝えいたします。

ホワイトニングによる歯のダメージを最小限に抑えるために、国家資格を持つ歯科医師・歯科衛生士の管理のもとでホワイトニングを行うことをおすすめします。

ホワイトニングによる影響を最小限に

以下のようなことに注意すると、歯へのダメージを最小限に抑えることができます。

低い濃度のホワイトニング剤から始める

ホームホワイトニングは過酸化尿素という薬剤をマウスピースに注入し、一定時間装着して漂白する方法です。
濃度により装着時間が変わりますが、できるだけ低濃度から始めると刺激が少なくしみにくいです。

施術後24時間柑橘類や酸性の飲食物の摂取を控える

元々歯の表面のエナメル質は酸に弱い性質があり、ペリクルが再形成される前の歯の表面は、非常にデリケートです。
術後24時間程度、摂取を控えていただくのがおすすめです。

知覚過敏専用歯磨剤やミネラル補給ペーストの使用

知覚過敏に効果のある硝酸カリウム・乳酸アンモニウム配合の歯磨剤や、カルシウムやリンでミネラルを補給してくれるペーストを使用するなど、ご自宅でも簡単にケアが行えます。

先が柔らかい歯ブラシを使用する

硬い歯ブラシや強い力でガシガシと磨かず、柔らかめの歯ブラシで優しく丁寧に磨きましょう。

ホワイトニングは、正しい知識を持って安全に行うことが大切です。
ご不安なことはなんでもお気軽にお尋ねください!

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