お子様の歯の年齢別ケア方法とフッ素で効果的な虫歯予防!

お子様の歯の年齢別ケア方法とフッ素で効果的な虫歯予防!

お母さまたちからの質問で一番多いのは歯磨きはいつからしたらいいの?
どんなふうに磨けばいいの?という質問です。
年齢別にケアの仕方をまとめました!

年齢別で見る磨き方のポイント

0ヶ月~5ヶ月
赤ちゃん

乳歯が生えそろうまでは歯ブラシは使用せず、綿棒やぬるま湯で濡らしたガーゼを親指に巻き付けて食後に汚れを拭き取ってあげます。

気を付ける事

哺乳瓶に砂糖を含んだ飲料や酸性度の強い飲料を入れないようにしましょう。
乳歯は虫歯になりやすいので歯科医院でフッ素塗布をしてもらいます。
歯磨きをしてもらってから寝るという習慣をつけましょう。
口移しで食べ物を与えない用語注意ください。

6ヶ月~1歳
おやつを食べる赤ちゃん(0歳児)

乳歯は前歯から順に生え始めるので、乳歯用の歯ブラシを使って磨いてあげます。
歯ブラシに慣れさせる事が重要です。

気を付ける事

甘いお菓子等を与えすぎないようにします。
上唇小帯(唇と上の前歯の中央にある「すじ」のこと)に歯ブラシがあたらないよう指で保護しながら磨いてあげましょう。
子供の頭を親御さんの膝の上に乗せ寝かせ歯磨きをします。

2・3歳~5歳
幼児

2歳半頃から乳歯がすべて生えそろうので、お子さま自身での歯磨きに加え、親御さんの仕上げ磨きに切替ます。
最初はお子様の手に親御さんの手を添えて一緒に磨いてあげます。

気を付ける事

・・・歯磨き行動の習慣形成とフッ素入りの歯磨き剤を使用しましょう。
おやつの時間と場所を決めてあげます。
かかりつけの歯科医院を見つけて下さい。
歯科医院でフッ素塗布をしてもらいます。

6歳~12歳
小学生

6歳頃になると、お子様自身で上手に磨けるようになります。
8歳で仕上げ磨き卒業の時期です。
「ここを磨こうね!」とアドバイスをしつつ、仕上げ磨きの回数を減らしていきます。

気を付ける事

第一大臼歯(六歳臼歯)はかみ合わせを決める大切な歯ですが、虫歯になりやすいので特に注意して磨くようにします。
正しいブラッシング方法を教えます。
学校等でのフッ素・洗口・シーラントなども利用するといいです。
デンタルフロスの使い方も教えましょう。

12歳~
中学生

永久歯が生えそろったら、ケアの仕方は大人と同じです。
歯並びにあったブラッシング法を身につける事が大切です。

気を付ける事

歯科医院で正しいブラッシング方法を指導させてあげます。
歯垢・歯石や歯周病の知識等、健康について理解させます。
※あくまでも目安なので、歯科医院にかかり1人1人に合ったケアをしていきましょう。

乳歯が虫歯になった場合に起こりうるリスク

軽度~中度の虫歯
発音がうまく出来ず、顎の成長が遅れ、骨格等に影響を及ぼす場合があります。
重度の虫歯
歯根にまで達するような虫歯ができると、発音障害や顎の成長に遅れがでるだけでなく、 将来生えてくる、永久歯の発育に影響を与える事があります。
末期の虫歯
虫歯が進行して歯を抜いてしまうと、うまく噛めない事が食欲減退に繋がり、胃酸過多による負担や体重の低下、成長の遅れを引き起こす事もあります。

フッ素で虫歯予防

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乳歯は永久歯に比べ歯質が弱く虫歯になりやすく、また生えたての歯は側に虫歯に対抗する力が弱いです。
お子さんの歯が虫歯になったら?
歯医者さん苦手・・怖いなぁと思っているお子さんは多いですよね
でもお子さんの歯が虫歯になってしまったら治療をしなければなりません
嫌がる子供の歯を削るというのは大きなトラウマになってしまう可能性も・・・
虫歯はあっていいことはありません!
では作らないことが一番!
虫歯予防に効果を発揮するフッ素についてのお話です

フッ素の効果とは・・・?

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  1. 唾液の虫歯予防効果にフッ素の効果が加わると歯の表面のカルシウムの取り込みが早くなり、再石灰化が促進されます
  2. フッ素は歯の表面のカルシウムが溶けだすのを防ぎます
  3. 歯の表面にフッ素が取り込まれると細菌の攻撃から歯を守るための強い歯を作ります
  4. 細菌の栄養になる糖分が細菌内に取り込まれるのを防ぐため歯を溶かす酸を作りにくくなります

フッ素塗布の方法、回数、効果

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塗布の必要な回数はお口の中の状態によって異なりますが一般に歯医者さんで塗ってもらう高濃度のフッ素(9000ppmくらいのもの)は年に2~4回の塗布で20~40%程度の虫歯抑制効果があると言われています。
当院では歯面塗布法を行っています。
歯ブラシにフッ化物を浸して歯1本づつに塗布する方法です。
短時間で終わらせることが出来る為お子さんの負担も少なく1歳(乳歯の生えた)から大人の方まで行えます。
家庭用のフッ素配合歯磨剤(500〜1000ppm)は毎日継続して使用します。
使い続けることで再石灰化の促進や酸を作る力の抑制を期待できます。 これらを併せて使用することで効果は高まります。

フッ素塗布の注意点

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フッ素塗布後は30分ほど食べたり飲んだりしないでください(効果が落ちてしまいます) 。
「フッ素をぬっているから!」と油断は禁物です!フッ素を塗っていても歯磨きがきちんとできていない場合やだらだら食べの習慣がある、甘いお菓子ばかりを取る食生活をしていると虫歯のリスクは非常に高くなってしまいます。
6歳までは仕上げ磨きをしてあげることをお勧めします。
虫歯は「細菌」「糖質」「歯の質」に時間の経過が重なり発生します。
フッ素を塗布することで歯の質の問題と細菌数の問題の虫歯に対する対候性を強化することが出来ますので食事やおやつのとりかたに気をつけ適切な歯ブラシをきちんと行うことが大切です。

最後に

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歯が生え始めたらかかりつけの歯医者さんを見つけてあげましょう!
小さいうちから歯医者さんに定期検診に通うことで痛いことをされるところではなく
定期的に歯を綺麗にしてもらうところだという印象を持たせてあげることが出来ます。
お母さん・お子さんへのブラッシング指導、フッ素塗布お気軽にご相談ください!

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