抜歯を行う前にまず、全体的なレントゲンの撮影を行いました。
レントゲンの見方ですが、鏡のような写り方をするので本来の右側が“左の歯”で、左側に写っている歯が“右の歯”になります。
なので、右下、右上、左下に親知らずがあることが確認できます。
こんにちは!麻布十番歯科・矯正歯科です。今回は、親知らず抜歯の体験談をお話致します!
まず私の親知らずは右下、右上、左下にありました。
親知らずの生え方は個人差があり、
- ①歯が全て歯茎の中に埋まっている完全埋伏
- ②少し歯茎から歯が見えている半埋伏
- ③完全に歯が生えている完全萌出
私自身は①番の歯が全て歯茎の中に埋まっている完全埋伏でした。
実は私は歯医者さんで麻酔をして治療を行うことが初めての経験で とても緊張しました。
親知らずを抜かなければいけないと考えながらも、恐怖心の方が大きく、なかなか踏み切れずにいたところ、先生に「後々の事を考えて早めに抜いたほうが良いよ」とアドバイスをいただいたので今回抜くことに決めました!
歯科で働く身ですが、患者様が治療に対してネガティブな気持ちに なってしまうのがよく分かりました(>_<)
抜歯前のレントゲン撮影

CT撮影


次に3次元的に撮影できるレントゲン写真“CT撮影”を行いました。歯と神経の距離を確認してから処置を進めます。
抜歯前の頬の状態
こちらは治療前の頬の状態です。

初めての麻酔
CTを確認し、いよいよ麻酔を打っていきます。
始めにも書きましたが、私は麻酔を打って治療すること自体が初めての経験でしたので、とても緊張しましたが、当院で扱っている歯科用注射針世界最小(35G)とアネジェクト(電動麻酔器)のおかげで麻酔時も痛みをほとんど感じませんでした!

専用器具の使用
その後メスで歯茎を切開し、歯を露出させます。
専用の器具を用いて歯を削り、歯茎に埋まっている歯を取り出していきます。
麻酔がしっかりと効いているので全く痛みはありませんでした!
処置中も「痛くない??」と声を掛けて下さったので安心して臨むことが出来ました!

ついに抜歯!
約30分ほどで抜けました!

傷口の縫合
抜いた後は傷口を縫い合わせていきます。

抜糸
縫合した後は消毒を行いました。
抜歯後は翌日に消毒をし、10日~14日後に抜糸を行いました。

抜歯直後の頬の状態
始まる前まであれだけ怖がっていたのに1時間もかからずに抜歯は終わりました!
そして抜歯直後の頬の状態です!

実際の抜歯の写真
抜いた歯はこちらです!根が出来上がっておらず、根が未完成の状態です。

抜歯翌日の頬の状態
抜歯翌日の頬の状態です。
親知らず抜歯の腫れのピークは2日ほどです。
4日目ぐらいから徐々に腫れが引いていき、1週間ほどで元に戻りました!
また腫れの程度ですが、個人差があり、歯の生え方や体調によっても左右されるそうです。

抜歯20日後の歯茎
抜歯後20日ほど経った歯茎の状態です。

ずっと抜きたかった親知らずを抜くことができ、ほっと一息つけました(^^)
短時間で痛みもなく親知らずを抜いてくださったことに感謝です!また治療中も何度か「大丈夫?痛くなったらすぐに教えてね」と声かけをしていただいたので安心して親知らず抜歯の治療を受けることができました!
患者様が普段感じられている気持ちを経験でき、より患者様のお気持ちに寄り添うことが出来るようになりました!
後日、反対側の右下の抜歯もしていただく予定です!