入れ歯とインプラントの比較

入れ歯とは

入れ歯とは、無くなってしまった歯の代わりにプラスチックの歯を歯ぐきの上にのせる治療を言います。部分的なものの場合は歯にハリガネを引っ掛けていきます。全体の入れ歯の場合は直接歯ぐきの上に乗せるだけになります。

部分的な入れ歯の場合

全体、部分共通

ということが挙げられます。ただし、保険治療でできることがメリットです。すぐに作り替えることができることもメリットでしょう。

入れ歯(義歯)

インプラントとは

インプラントとは無くなってしまった歯を支えていた骨に金属(チタン)のネジを埋め込み、そこにかぶせ物をして再び歯があるようにするものになります。インプラントは骨の中のネジに上物を固定するため、取り外しの面倒はありません。また異物感が少ないことも特徴です。清掃は普通の歯と同じように磨くことと、フロスをすることだけですので、あまり手間もかかりません。

インプラントのデメリットとしては、上物がはいるまで時間がかかること(およそ4ヶ月〜1年)、保険が効かないため高額になることが挙げられます。また、インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病になってしまうことがあります。メンテナンスは生涯必要になります。

インプラント

入れ歯とインプラントの比較

入れ歯 インプラント
費用 保険で作製できる 保険外治療
期間 およそ1週間〜
1ヶ月
4ヶ月〜1年
噛む効率 およそ60% およそ90〜100%
隣の歯への
侵襲
ハリガネをかける歯を削ることがある。また、負担も大きい。 なし
異物感 大きい 無いか少ない
※横にスクロールできます。
費用 期間 噛む効率 隣の歯への侵襲 異物感
入れ歯 保険で作成できる およそ1週間〜1ヶ月 およそ60% ハリガネをかける歯を削ることがある。
また、負担も大きい。
大きい
インプラント 保険外治療 4ヶ月〜1年 およそ90〜100% なし 無いか少ない

こんな時は入れ歯がおすすめ

入れ歯は安価に素早く作ることができますので、今すぐにでも歯を入れたいという方にはおすすめです。いずれインプラントをしたいけれど、今すぐには忙しくてできないなんて場合にも入れ歯はおすすめです。逆に、入れ歯は異物感が強いですので、嘔吐反射の強い方にはおすすめできません。

こんな時はインプラントがおすすめ

インプラントに向いているのは、以下のような場合になります。

一番奥ですと、入れ歯はどうしても安定しないもので、外してしまう方が多いからです。また、歯を失ってから時間が経っていない場合は骨がたくさんあることが多いですので、インプラントが簡単に行える可能性が高いためです。

逆に、歯が無くなって時間が経っている場合は骨が少なくなっていることが多く、骨をまず作ってからインプラントを埋めていくというように治療はできますが、時間が掛かってしまうことが少なくありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。入れ歯とインプラントに関しての比較、どんなケースにそれずれ向き不向きかを説明しました。歯がなくなってしまったら、どうしたらいいのかわからない場合の参考にしていただければと思います。

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