インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れ

インプラント治療を行うにあたって

インプラント治療を行うにあたり、

1、治療前
2、治療中
3、治療後

の流れについて解説していきます。 インプラント治療をお考えの方はぜひ参考にしてください。

治療前の流れ

治療前の流れ

インプラント治療をすると決まったら

インプラント治療を行うことが決まったら以下のように問診・撮影を行います。

1 問診

なぜ歯が無くなってしまったのか、いつから無くなったままなのか、どうしてインプラント治療をしたいのかといったことをお伺いします。
なぜ歯が無くなったかは、虫歯なのか、歯周病なのか、色々理由があります。その理由を特定することで、再び歯が無くならないようにしてあげることが必要になります。それに応じて今後の治療の計画をたてていきます。

いつから歯がないのかは、長期間歯がないことで別の歯が移動してスペースに問題がある可能性があったり、インプラント治療をする部位の骨の量に影響があるため、お伺いします。
どうしてインプラント治療をしたいのかは、インプラント治療とは何なのかをきちんとご理解いただいているか、インプラント治療に対して間違った知識がないかどうか確認させていただくためにお伺いします。

そして喫煙歴をお伺いします。インプラント治療を受ける場合は禁煙が必須になります。
喫煙しているとインプラントの成功率がかなり下がってしまうからです。

2 レントゲンの撮影

骨の量や残っている歯、顎の関節に問題がないかを診ていくために、レントゲンの撮影を行います。

3 CTの撮影

CT撮影はレントゲンで見えてこない骨の厚みや神経の位置関係などを詳しく見ることができるため、撮影していきます。
撮影することで、今後のインプラント治療で使用するサージカルガイドが作成したり、インプラントを埋入する位置を決めていきます。 骨の造成が必要かどうかもCTをみて判断していきます。

4 口腔内写真の撮影

治療の前後を比較すること、治療前の唯一の状態ですので、撮影していきます。

5 顔貌写真の撮影

治療前後のお顔の状態を比較するため、
撮影していきます。

6 噛み合わせの確認

噛み合わせに問題がないか、インプラントは長期にわたってもつのかの判断基準になるため、噛み合わせの確認をしていきます。
噛み合わせの写真や動画を撮影することもあります。

治療中の流れ

治療中の流れ

インプラント治療中は静脈内鎮静をするかしないかで全く変わってきます。
静脈内鎮静を行う場合は、手術当日寝て起きれば治療が終わっています。

静脈内鎮静を行わない場合は、手術中意識がありますので、お口をずっとあけておく意識をしなければなりませんし、治療中の音も聞こえます。手術中は目やお顔の保護や滅菌域を確保するためにお顔にシートをお掛けしますので、視野はありません。
インプラント治療が終わればシートや器具をはずしますが術中は動くことができません。
治療は術式にもよりますが、最短でも60分かかります。インプラントの埋入本数が多い、骨の造成をするとなるとさらに時間がかかります。

手術の流れ

一般的な手術の流れについて説明します。

①静脈麻酔(オプション)

静脈麻酔(オプション)

②浸潤麻酔(一般的な歯科の麻酔)

浸潤麻酔(一般的な歯科の麻酔)

③歯ぐきを切り、開く

歯ぐきを切り、開く

④インプラントを入れるための穴を開ける(サージカルガイドを使用する場合もあり)。

インプラントを入れるための穴を開ける(サージカルガイドを使用する場合もあり)

⑤穴にインプラントを入れていく

穴にインプラントを入れていく

⑥インプラントにキャップを入れて、
歯ぐきを元にもどして縫う

インプラントにキャップを入れて、歯ぐきを元にもどして縫う

これが一連の流れになります。 しかし、インプラントを行う際に重要なのが骨の厚みです。骨が十分に無い場合はこの流れ通りにはなりません。

骨が少ない場合は?

当院ではインプラントがしっかり機能するように、最低でも8mmのインプラント体を埋入しています。

そのためには、骨が吸収され、厚みが十分にない場合はそのままインプラントを埋入することができないため、骨の造成が必要になります。
上顎、下顎で骨の造成の方法が異なりますので、それぞれについて説明していきます。

骨が少ない場合は?

下顎の骨の造成手術の流れ

骨がない部分に人工の骨を足していきます。
骨が少なすぎる場合は人工の骨の上にチタンの膜をおいてしっかり骨ができるのを待つ場合もあります。この場合は6ヶ月待ってからインプラントを埋入します。埋入後は2~3ヶ月待ちます。

ある程度ある場合には、人工の骨を足すのと同時にインプラントを埋入していきます。 埋入後は3~4ヶ月待ちます。

上顎の骨の造成手術の流れ1
サイナスリフト

上顎の骨の造成は2種類あります。その1つがサイナスリフトです。

この方法は、歯ぐきを切り上顎洞の横から骨に穴をあけます。その穴から上顎洞の粘膜を直接見ながら上げていき、そこに人工の骨を入れていきます。直接見ながらできる点から、十分な骨を入れることができます。

しかし、手術の侵襲は大きいため、腫れが大きく出てしまいます。
骨が十分にない場合はサイナスリフトを行って6ヶ月待ち、その後インプラントを埋入します。
ある程度の骨がある場合は、インプラントを同時に入れる場合もあります。 その場合も6ヶ月待ちます。

上顎の骨の造成手術の流れ2
ソケットリフト

上顎の骨の造成にはもう1つ方法があります。

それはソケットリフトという方法です。
ソケットリフトは、サイナスリフトと異なり、インプラントを入れる位置から上顎洞の粘膜を押し上げて人工の骨をいれていきます。
そのため、手術の侵襲は少なくすみます。ただし、カツンカツンと骨を叩いて行う術式のため、意識のある状態で行うとかなりしんどい治療と言えるでしょう。

治療後の流れ

治療後

インプラント手術の翌日は消毒で、10~14日後には糸取りで来院いただきます。

その後2ヶ月~6ヶ月ほど待ち、インプラント体と骨が結合するのを待ちます。
結合できたことをレントゲンを撮影して確認していきます。

治療後の流れ

結合後は、インプラント体を歯ぐきの外に頭出しをするための2次的な手術を行います。
歯ぐきが十分にある場合はほんの小さな手術になりますが、歯ぐきが十分にない場合は、移植手術が必要になることもあります。

小手術を行う場合、2週間ほどして歯ぐきの回復を待ってから型取りをします。移植手術を行う場合は、2~3ヶ月後しっかり歯ぐきができたことを確認してから型取りを行います。
型取り後2週間すると、インプラントの上物ができあがってきますので、セットしておしまいになります。

インプラントで
しっかり噛めるようになったら

インプラントは上物をいれて治療終了ではありません。

、いかにインプラントを長持ちさせるかということが重要になってきます。
せっかくご自身の時間と費用をかけてインプラント治療をしたのに、すぐにダメになっては勿体無いですよね。
ですので、ご自宅でのケアをしっかりしていただくことはもちろんのこと、歯科医院でのメンテナンスを受けましょう。
だいたい2~3ヶ月に1度をおすすめしています。

インプラントでしっかり噛めるようになったら
インプラントの
メンテナンス

まとめ

いかがでしたでしょうか。
インプラント治療の流れについてまとめてみました。
インプラント治療に限らずどんな治療を行ったとしてもメンテナンスは必須になります。長く健康でいるために、若いうちから頑張りましょう!

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