2次オペとは
インプラントは部位・骨の吸収量・歯肉の状態などによりオペが1回で済む場合(1回法と呼びます)と2回以上行う場合(2回法)があります。インプラント治療を行う際は骨の吸収が起きている場合が多いので、基本的にはインプラント治療は2回のオペを行う場合がスタンダードなので2次オペや歯肉移植を受けていただくことを念頭に置きオペに臨んでいただくことをお勧めいたします。
インプラント2回法の適応
下記のようなケースは2回法の適応となります。この2回法のインプラントのオペの中でも特にオペの範囲が小さいものを当院では2次オペと呼んでおります。
- オペの際に骨の造成を行うケース
- 歯肉の移植を行うケース
- 前歯〜前歯付近のインプラントのケース
2次オペの術式
2次オペの術式は状態により様々な形があります。
- 歯肉の量が十分な際に行うパンチ法
- 歯肉の量が若干足りないため切開して歯肉を広げる
歯槽頂切開法 - 歯肉の量と厚みを補うロール法
上記のように、歯肉の残存量に合わせて行います。
費用
2次オペ | 22,000円(税込) |
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2次オペのメリット&デメリット
メリット
侵襲が少ないため、お痛みが少なく負担が少ないです。待機期間などが短いため早く終わります。
デメリット
歯肉が足りない際に2次オペで終わらせてしまうとインプラントのうわ物が入った際に、歯茎を守る歯肉がないため汚れがつきやすい状態になったりブラッシング時に痛みが出ることがあります。また、前歯のケースなどでは歯肉のボリュームがなくなってしまうため経年的に歯肉が下がるリスクがあり見た目や機能面でも問題が出る可能性があります。