小児の矯正治療の目的とタイミング

小児の矯正時期

お子さまの矯正治療の一番の目的は、歯並びが悪くなる根本の原因をなくすことです。
矯正治療する時期は、大きく分けて2つあります。

1期治療

乳歯と永久歯が混合した時期に行う矯正治療です。小児の矯正治療は1期治療にあてはまります。

6歳〜11歳頃は、顎骨の成長が活発な時期です。それを利用し、骨格・歯並び・悪習癖の改善、永久歯がはえるためのスペース確保などを目的とした治療を行います。

1期治療

2期治療

永久歯がそろった後に行う矯正治療です。歯の表面に装置をつける治療は2期治療にあてはまります。

1期治療でよく使われる装置

一般的に使われることの多い装置は以下の3つです。

床矯正装置(または拡大床)

樹脂製のプレートと、歯を動かすための金属のバネでできた取り外し可能な装置です。主に顎の骨の幅を広げる際に用いられます。
不正なかみ合わせを正す治療にも使われることがあります。

床矯正装置(または拡大床)

急速拡大装置

上顎の横幅を広げるための固定式の装置です。
装置中央にあるネジを調整することで歯の土台となる骨が拡大され、永久歯が綺麗にはえそろうスペースが作られます。

リンガルアーチ

1歯または数本の歯を2~3mmの傾斜移動で治療可能な場合に使用する装置です。
バネの弾力を利用して、歯を目的の方向へ動かします。急速拡大装置のように固定式で、取り外しはできません。

1期治療は、最短で1年、最長で4年程度かかります。
歯列やかみ合わせの状態、治療の難易度、また歯科医院の治療方針によっても治療にかかる期間や使用する治療装置は異なります。小児でマウスピース矯正をおこなう歯科医院もあります。
気になる方は一度ご確認ください。

2期治療でよく使われる装置

2期治療は永久歯がはえそろった後に行う方法です。
1期治療が行える時期を過ぎてしまった場合や、1期治療だけでは綺麗に並ばなかった場合が対象です。

2期治療では、成人の歯科矯正と同じ治療を行います。歯の表面に装置をつけ、ワイヤーを通します。
表側、もしくは裏側のどちらかを選択していただきますが、歯の並び方によっては裏側矯正が行えない場合もあります。

ワイヤー治療は表と裏どちらが良い?

それぞれメリットとデメリットが存在します。

表側矯正は、動かしやすく、装置を目視できるため普段のお手入れがしやすい、装置がはずれた場合に気づきやすいというメリットがあります。
デメリットとしては、装置を歯の表面につけるため目立つことが挙げられます。表側矯正にも、目立ちにくい装置や透明のブラケットとワイヤーを使用することは可能ですが、一般的に使用される装置に比べ、やや高額になります。

ワイヤー治療は表と裏どちらが良い?

裏側矯正は、目立ちにくく、表側よりも唾液に触れている時間が長いため、虫歯になりにくいというメリットがあります。
デメリットとしては、慣れるまで喋りにくく、表側矯正に比べて治療期間が長くなるため費用が高額になる可能性が高いことが挙げられます。

それぞれのメリットとデメリットを正しく理解し、歯科医師とご相談の上で選択しましょう。

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