親知らずが痛む例
まっすぐ生えている親知らず
まっすぐ生えている親知らずは一見何の問題も無いように見えることが多いですが歯ブラシが届きにくく汚れがたまりやすいため実は虫歯や歯周病になっていることが多いです。
このケースでは赤い枠の中の親知らずが大きな虫歯と根の病気・さらには歯周病にもかかっており痛みがありました。
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斜めに生えている親知らず
斜めに生えている親知らずは難易度が急激に上がります。近年の日本人の顎の小ささによりまっすぐ生えることができなくなってしまい斜めに生えて来ることが多いです。虫歯や歯周病を引き起こしやすい親知らずの1つです。
こちらのケースでは親知らずが手前の永久歯に大きな虫歯を作ってしまい、永久歯を抜歯するケースとなってしまいました。
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歯茎に埋まっている親知らず
歯茎の中に埋まっている親知らずは手前の歯との間が磨けないことで汚れが溜まりやすく、気づかないうちに大きな虫歯を作っていたり歯周病が進んでいることが多いです。親知らずが痛くて来院されるケースは多くはこのケースです。
こちらのケースでは親知らずが埋まっていることで歯茎が腫れてしまい上の親知らずと噛んでお痛みが出ておりました。
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骨の中に埋まっているケース
親知らずの中には骨の中に埋まっているケースもあります。このケースは最も難しいケースで大学病院を紹介されるケースが多いです。また、骨の中に埋まっていると害が及びにくいイメージもしがちですが大きな歯周病の病気を引き起こしているケースがあり、注意が必要です。
こちらのケースでは見た目は全く問題ないですが実は歯周病が進行しており強い痛みが出ておりました。
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