歯の根は長いですので、ピントを奥に合わせるとこのような感じになります。
マイクロスコープの実際の見え方
歯科用マイクロスコープとは歯科用顕微鏡のことをいい、患部して見ることのできる機器です。
マイクロスコープを使用することで、最大約25倍に視野を拡大でき、肉眼では分かりにくい、複雑で細い根の形を確認することができます。
根管治療とは、細菌に感染した歯の神経や歯を丁寧に除去する事がとても重要です。ですので、しっかりとした治療のためにマイクロスコープは欠かせません。
実際どれくらい拡大できるのか見てみましょう。
当医院で使用しているマイクロスコープは6段階で倍率を可変できます。
- 2.8倍

- 4.2倍

- 2.8倍

- 4.2倍

- 6.9倍

- 10.4倍

- 17.0倍

- 25.6倍

歯根の奥について
マイクロスコープを用いた治療動画
根の先端の方にピントを合わせて、感染した部分を除去していく工程を想定したものです。
白い粉が掻き出されているのが分かると思います。
このように、今まで見ることのできなかったものがマイクロスコープを通して見ることができるようになり、治療の幅が広がってます。
それとともに、治療の成功率もあがっているのです。