親知らずの抜歯

診療案内 親知らずの抜歯

親知らずとは!?

親知らずとは、第三大臼歯や智歯とよばれる一番最後に生えてくる歯です。

原始の時代には正常に生えていた歯ですが、進化に伴って現代人の顎は小さくなり正常に生えることは少なく埋まったままや斜めに生えてくることが多いです。
親知らずは、基本的に生活上必要では無い歯ということになります。

下あごの親知らずの生え方は3つに分かれています。そのパターンによって抜き方も変わってきます。

1.まっすぐ生えている

真っ直ぐ生えた親知らず

この場合多くのケースでは簡単に抜けてしまいます。腫れや痛みがでる事も稀にありますがほとんどの場合次の日から何も気にせずに生活できます。

2.斜めに生えている

斜めに生えた親知らず

この場合前の歯にひっかかってすぐには抜けないので歯をカットして抜いていきます。歯をカットするだけなのでこの場合も抜いた次の日には普通の生活ができる事が多いです。

3.横向きに生えている

横向きに生えた親知らず

この場合多くは歯茎を切ったり、骨を削って抜いていく事になります。そのため、抜いた後に痛みが出たり腫れる事になります。
また、歯茎を切る事で歯を抜いた後に歯茎を縫いますので、後日糸取りをすることになります。

…このように3つに分かれます。
痛みがでると書きましたが、抜歯中には麻酔をしっかりかけますし、抜いた後も痛み止めや腫れ止めのお薬をお出ししますのでご安心ください。

まずは自分の親知らずの生え方を把握するためにも検診を受ける事をお勧めいたします。

 

親知らずって抜く必要あるの?

親知らずを抜歯しなくてはいけない場合
・親知らずが腫れて痛みがある場合
・親知らずが虫歯になっている場合
・親知らずが原因で周囲の歯が虫歯や歯周病になっている時
 矯正をする際に抜歯が必要になる場合

親知らずを放置したら・・・

抜く必要のある親知らずを放置すると大きく腫れ、痛みが3日〜1週間続くこともあります。
また、炎症が長引くとひどいときには全身の倦怠感・発熱・喉の痛みのような風邪に似た症状が出ることもあります。
親知らずの虫歯が進行して神経まで達していた場合も激しい痛みが出る場合があり注意が必要です。

では抜く必要のない親知らずは?

・親知らずの中でも抜く必要のない物もあります。この様な場合抜歯対象ではなくなります。
・噛み合っており虫歯の無い親知らず
・親知らず以外の奥歯を抜歯することとなり移植予定、または移植する可能性が将来あること
・矯正治療予定、又は入れ歯の固定源になる可能性がある親知らず
などがあります。

抜歯ができない方

フッ素の有効活用で虫歯予防

現在、妊娠中の方は麻酔やお薬が投薬できないことがあるため抜歯ができない事があります。
・全身的な病気があり、出血を伴う処置ができない方
・顎の関節に症状があり大きくお口を開けられない方
以上の方は抜歯ができません。

注:妊娠されている又は予定のある方

フッ素の有効活用で虫歯予防

女性の皆様は女性ならではのイベント(結婚・出産・子育て等)があります。
この時、女性ホルモンのバランスが崩れると妊娠性の歯肉炎などになり親しらず周辺の歯が腫れてくる場合があります。
この時、お薬をお出しできなかったり、麻酔をすることにリスクが生じる事があります。
したがって、リスクを回避する意味でも抜歯をすることはとても有用であると言えますね!

男性の皆様へ

フッ素の有効活用で虫歯予防

親知らずが腫れると、細菌性の口臭がする事があります。
また、この時ブラッシングをすると痛みが強いためあまりブラッシングが出来ないケースをよく拝見いたします。
こうなると負の循環が起こり、口臭がきつくなる事があります。
一度でも親知らず周辺が腫れた方はもう一度腫れる可能性が強く、黄色信号になります。エチケットのためにもなるべくお早めの抜歯をおすすめ致します。

上の歯と下の歯で違いは?

フッ素の有効活用で虫歯予防

上の親知らずは基本的に生えている場合が多くその際は比較的短時間で抜ける場合があります。
ただし上の親知らずでも歯茎や骨の中に埋まっている場合は難易度が高く時間がかかることもあります。

下の親知らずは?

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下の親知らずは大半が横に向いており、歯茎や骨の中に埋まっていることがほとんどです。その際は難易度が高く時間がかかる事があります。
さらに下の親知らずには下の顎の骨の中を通る神経と歯の根が近い場合がありこの際も注意が必要です。

かかる費用と回数

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基本的には、初診時に検査をした後に後日CTを撮影し抜歯、消毒と計3回となります。
また傷口を縫い合わせた場合は糸抜きが必要になります。その際は初診時の検査を合わせて4回の来院となります。
掛かる費用に関しては
初診時検査:4000円程度
CT撮影代:3500円
埋伏(埋まっている)場合:4000円
通常通り生えている場合:2500円
程度となります。

抜歯の時、痛みや腫れは?

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親知らずの抜歯って痛い!というイメージが強いですよね?しかし実際は麻酔をしっかり効かせてからの処置となるのでお痛みを感じることは少ないです。
また当院では、世界最小の注射針を使用するなど痛みを少なくする工夫をしております
抜歯の際、もし痛みを感じたらすぐに麻酔を足すこともできます。
また当院は全身麻酔に準ずる静脈内鎮静法をオペの際にお選びいただけるようになっていますので安心です。

抜歯後の症状は?

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腫れのピークは48時間後です。大体4日〜1週間以内には収まります。
抜歯中は麻酔が聞いている為お痛みはありませんが、抜歯後はお痛みが出る為痛み止めを飲んでいただきます。
抜歯後の腫れ具合によりますが、炎症がお口の筋肉や喉の付近まで広がるとお口を開けずらかったり飲み込む時にお痛みが出るときもあります。
また、うがいを強くしすぎてしまうと傷口のかさぶたが流れてしまい、傷の中がむき出しになってしまいます。そうするとドライソケットという状態になってしまい、強お痛みが続く場合があります。ドライソケットにならないようにうがいは優しくするように心がけましょう。

注意事項

フッ素の有効活用で虫歯予防

抜歯後の注意事項に関しては
当日血流の良くなること(運動・飲酒・入浴)は控えてください。
出血は2〜3日ほど続く事がありますが、じわっとにじむ程度ならば問題ないです。
抜歯後止血用のガーゼを噛んで頂きますが、30分ほど噛んでいただけると基本的には止まります。また、このタイミングで痛み止めを飲むとあまりお痛みを感じる事なくお過ごし頂けます。
止血後も出血が気になるようでしたら、清潔なティッシュを噛んで止血しましょう。
麻酔の醒める時間は1〜3時間ほどかかります。感覚が戻らないうちの飲食は十分に気をつけてください。
歯磨きは術後の感染に対してとても重要です。抜歯された部位を避けて優しくしっかりと磨きましょう。
痛み止め・抗生物質が処方されます。抗生物質は必ず指示通りに飲みきるようにしてください。また腫れている患部を冷やしたりすると血流が悪くなり治癒の妨げになるので当てても濡れたタオルをそっと添える程度にしましょう。

食事は普段通りで大丈夫?

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歯を抜いた後の食事は基本的には普段通りで問題なく経過しますが刺激物や硬いものはできるだけ避けましょう
抜歯した後に穴ができている場合に、その中に食べ物が詰まっていても問題ありません。触ることにより再感染の恐れがあります。自然と排出されるものですのでそのままにしておきましょう。

抜歯後のお勧めの食べ物としては、豆腐やマグロの赤身などこの程度の柔らかさのものを目安とするとなお良いです。

お家でのケア

フッ素の有効活用で虫歯予防

まずは安静にしてしっかり休むことが大切です。親知らずの抜歯は小さいとは言えオペですから傷口を治すためにはしっかりと休むことが大切です。
また歯ブラシはとても大切になります。親知らずを抜いた後に歯ブラシをしっかりとしないと傷口から感染してお痛みが出る場合があります。優しく丁寧なブラッシングを心がけましょう。
また、抜歯後の消毒の際にうがい薬をお出しさせていただいています。そちらのうがい薬を用法・用量を守りしっかりと使い切ってください。

気づいてないけど実は!

フッ素の有効活用で虫歯予防

親知らずは歯茎や骨の中に埋まっていて、実は生えていたけど気づかなかったりする事があります。
こうなっていた時に、歯周病や虫歯が進行してしまっている事があります。
そうならないためにも皆さん、歯医者さんの受診・定期検診を心がけましょう。


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