歯列矯正ですきっ歯の悩みを解決!

はじめに

お顔の形や大きさ、体型など、コンプレックスは誰しも抱えているものです。
同様に「ガタガタの歯並びを治したい」といったコンプレックスをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
このページでは、すきっ歯の原因や治療方法をご説明いたします。

すきっ歯はどんな状態?

すきっ歯とは、何らかの原因で歯と歯の間に通常よりも空隙(くうげき)がある状態のことです。空隙があることで食べ物が詰まりやすかったり、空気が漏れるため話しづらかったりする場合があります。
また、すきっ歯をそのまま放置していると歯磨きがうまくできず、さらに食べかすや汚れが溜まりやすいことから口臭、歯ぐきの炎症や歯肉炎、歯周病、虫歯の原因になることがあります。
そのため、なるべく早い改善が望ましいと言えます。

大人の矯正治療

審美歯科

すきっ歯になる原因

生まれつき

元々の歯が小さい、または歯の形が悪い場合、歯の本数が少ない・多いことなどの生まれつきの原因で歯間にスペースが生じ、すきっ歯となる方がいらっしゃいます。
乳歯列完成の際は25本、永久歯列完成の際は28本(親知らずが全て揃っていると32本)歯がはえていることが通常です。歯の本数が不足していると、あるべきところに歯がないため隙間が生じる場合があります。遺伝的に歯が欠損している方は多くいらっしゃいます。

逆に、通常はえてくる歯の他に余分にはえてくる歯が原因ですきっ歯となることもあります。特に上顎の真ん中の骨の中にある歯根の部分に過剰歯が出現することが多く、歯列外に過剰にはえてくる歯を正中過剰歯、正常にはえてくることができず骨の中に埋まったままの歯を正中埋伏過剰歯といいます。

また、上唇小帯に異常がある場合も前歯2本が離れてはえてしまい、すきっ歯となる方がいらっしゃいます。
この上唇小帯は低年齢時には太いのが当たり前なのですが、永久歯が萌出する7歳前後になっても強く付着していて永久歯の並びに影響するようであれば、切除を考えても良いでしょう。
完全にはえた後だと歯が動かないことが多いため、気になる方は一度歯科医院を受診されることをお勧めいたします。

指しゃぶり、舌を押し出すような癖

子どもの頃の指しゃぶりなどの癖は、永久歯列に大きな影響を与えます。
特に4歳を過ぎても指しゃぶりをしていると、前歯の間が開く、前歯が出っ歯になる、上下前歯が正常にはえてこず開咬になる場合があり、すきっ歯の原因にもなります。

さらに、歯を舌で押す癖があると、永久歯がはえてきた際にすきっ歯になる場合があります。大人の場合も、同様に徐々にすきっ歯になる方もいらっしゃいます。

歯周病

重度の歯周病の場合は歯ぐきが下がったりブヨブヨの状態になるため、歯並びに大きく影響を与えます。
このような状態になった際、歯と歯の間に隙間が生じる場合があります。また、歯周病は歯槽骨が弱くなるため歯を支えられず歯が動き、すきっ歯になるケースがあります。

歯周病

抜歯をした場合

虫歯などが原因で抜歯をするとかみ合わせのバランスが崩れ、すきっ歯になる方もいらっしゃいます。
虫歯や歯周病で歯を失ったまま放置すると、手前の歯が奥へと動いてしまうのです。手前の歯だけでなく、かみ合う歯や他の歯への影響もあります。「食事に問題ないから」「1本くらい大丈夫」と考えるのは、とても危険です。

歯が無いところがある

歯ぎしり

就寝時や日常的な歯ぎしりは、顎だけでなく歯にも悪影響を与えます。
長時間歯に力がかかることで、すきっ歯の原因になることがあります。

歯ぎしりで悩んでいる

すきっ歯の治療方法について

すきっ歯の歯列矯正

ワイヤー矯正(表側・裏側矯正)

すきっ歯はワイヤー矯正で対応可能です。
ワイヤー矯正には表側矯正、裏側矯正の2種類があり、当院では両方に対応しております。
ワイヤー矯正・表側矯正は歯の表側にブラケットを装着し、ブラケットの間に金属のワイヤーを通すことで歯を動かします。

裏側矯正は歯の裏側にブラケットを装着するため、表側矯正に比べ目立ちにくいというメリットがあります。

しかし、裏側矯正は表側矯正よりも費用がかかりますし、歯並びによっては対応できない場合があります。詳しくは歯科医師へご相談ください。

マウスピース矯正

「矯正治療をしていることを知られたくない」「なるべく目立たない治療がいい」という方には、マウスピース矯正をご案内しております。

マウスピース矯正では透明のマウスピースを装着していただくため目立ちにくい点、患者さまご自身で取り外しが可能なため、場面によって外していただけるといったメリットがあります。

しかし、マウスピース矯正は患者さまの歯並びによっては不向きな場合もあります。歯科医師が歯並びを拝見して対応可能か判断いたしますので、ご相談ください。 また、すきっ歯の矯正治療では抜歯不要である場合が多いため、治療期間も短期間(おおよそ1年~1年半)で終了することが多いです。

すきっ歯は後戻りしない

矯正治療完了後、日常生活で気を付けていても歯が元の場所に戻ろうとする「後戻り」が起きてしまうことがあります。

後戻りを防ぐためにリテーナーを装着しましょう。リテーナーを装着し後戻りを防ぐ期間のことを保定期間と言いますが、2~3年の期間が必要と言われています。患者さまによって保定期間が変わってくる場合がありますので、歯科医師にご相談ください。

また、指や歯で歯を押す癖のある方は癖を治すよう心がけましょう。

まとめ

すきっ歯は遺伝や癖、治療歴などが原因で空隙が生じた状態です。矯正治療で解決できる場合がございますので、気になる方はご相談ください。
当院では患者さまの歯並びに最も適した治療方法をご提案いたします。一緒にご納得いただける治療方法を選択し、治療を進めましょう。

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